社内SEがクライアントに感じること
こんにちは社内SEのかとちゃです。入社3年ほどになりますが少しずつクライアントと打ち合わせを行うようになってきましたが色々と思うことがありましてこの記事を書いた次第です。
抽象的すぎる要件
まず一番最初に感じたことは「これをこうしてほしい」しか言わなかったり、精神論でなんとかしようとするw
これはしょうがないことですが、SEなどはリスクを考えてしっかりと取り決めを行いQCD(Quality Cost Derivery)を意識しますがやはりシステムを理解してい無い方はコスト面と納期をカツカツで決めようとします。
個人的な意見ですが私はやるからにはクライアントの期待に十分に応えるように邁進しますが、もちろんリスクを取りますのできっぱりとその納期だと無理ですとか言いますが社内SEという立場上NOと言えない方ももちろんいます。
言いたいこととしては社内SEは「決まりがないこと」をとても嫌がります、少し前に流行った言葉で言うと「忖度」です。
ここで問題としてはコンピュータは決まって無いことは出来ないのである程度細分化する必要があります、まずそこを理解できない限りこの溝は絶対に埋まりません
システムの値段が理解され無い
システムというのは「目に見え無い」ものです、これは私も理解しています。
友情などの値段がわからないように、目に見え無いものに対しての値段がわから無いため通常の値段で見積もりなどを作成するとよく驚かれますw
「もうちょっと安くなら無い?」「これじゃあちょっと」などなど何回言われたことかwしまいには「システムやめるね」とかw
これでは困ってしまいます、そこをある程度なんとか交渉するのが社内SEの腕の見せ所です。(何故こんなところにw)
問題としては社内SEはどうしても「言い値」になりがちです、これをどうにかするには工数をしっかり明示し作業をホワイトボックス化することで理解をしてくれる可能性がグッと上がります、社内SEで少しクライアントに押され気味の方は実践してみてください。
社内SEの問題点
一方で社内SEの方にももちろん問題点はあります、普段システム開発を行っているのでどうしても論理的な思考に陥りがちです、普段機械としか話をしていないため融通が効かなくなってしまいます。
まずはクライアントと話をするときは人間と話すということを強く意識する必要があります、機械と違い感情があり意志もあるので自分の思っていることや実現したいことは100%その通りになりません。
なので強く意識することは「お互いの妥協点を見つけ、自分の意思の70%を通せればいい」と割り切ることが大切です。
そしてYESマンにならずに実現できないところははっきりと「NO」というようにしてください。
これは私も実行していることです、ただ気をつけていることは「NO」ばかり言いすぎると社内から「あいつはやってくれない」「あの人に頼んでもできないって言われる」など仕事がなくなってしまうので匙加減はしっかりするようにしてください。
私の中は「NO」が4割くらいで、ただ「NO」で終わらせないでこちらから別の選択肢を提案します。
まとめ
色々と愚痴のように書いてきましたが、言いたいこととしてはお互い半歩歩み寄る努力が必要ということです。
そしてクライアントにわかってほしいことは社内SEは魔法使いではありませんのでご理解ください。
私もこれからもクライアントに歩み寄り出来るだけ要望を叶えるようにシステムを構築していきますが中々難しいですね。。。
これから社内SEになる方には是非悲観的にならずに前向きに頑張りましょう、私は技術的にここを見ている人よりは間違いなく劣ると思いますw(自信満々に言うことではないのですが、、、)
プログラマー ⇨ SEとステップアップして一番最初に感じるのは今回の記事のようなことです。
ではでは