PCディスプレイの解像度
以前は文字や記号だけを表示するキャラクタディスプレイと、文字も図形も表示可能なグラフィックディスプレイ という区別がありましたが、最近ではグラフィックディスプレイが主流なため、わざわざ呼び名を使い分けることも なくなっています。
解像度
ディスプレイは、ドットと呼ばれる点の集まりで文字や記号を画面に表示します。 文字を構成しているドット数が 多ければ多いほど、細かい部分の表示が可能で、美しい文字が表現できます。 この細かさの度合いを解像度といい、1画面に表示できるドット数を横×縦の数値で表現します。
よく1920✖︎1080とか書いてあるやつです。
カラーディスプレイの場合、R(赤)、G(緑)、B(青)の「光の3原色」を組み合わせたドットでカラー画像 を表現します。
RGBのそれぞれを発色する3つの点を1組とし、これが集まって1ドットとなるわけです。
RGBの3色を単純に組み合わせれば、23=8色が表現でき、各色に何階調かの濃度を付ければ表現できる 色はさらに増えていきます。 カラーディスプレイはこれらの色情報のデータをもとに各ドットを表示します。
普段見ているディスプレイは赤・緑・青の3色で表現しているなんて驚きですよね。
CRTディスプレイ
これはよくいう「ブラウン管」です。最近のディスプレイは液晶が多いので見る機会は少なくなってきましたがこんな感じです。
構造は言葉で説明すると少し複雑です
電子ビームを左から右に1本の線を引くように動かすことでその動きを高速で上から下へ動かす事によって画面を表示します。
この水平方向(横)の動き時間に対して何回動かすかによって解像度が高いほどこの動きを早く行わないと画面がチラつきます。
液晶ディスプレイ
最近ではこの液晶ディスプレイが主流になっています。
液晶はその名の通り液体のようなものが規則正しく並びこれをガラス板の間に入れ電圧を入れると一方向に整列し不透明から透明に変化します。
この性質を利用して画面を表示します。液晶自体は発行しないので液晶版の裏から光を照らすバックライト方式が使用されています。
最後に
ディスプレイについて記述してきました、ひと昔前主流だったブラウン管から最近流行りの液晶ディスプレイまで。
これから先はもしかしたら物理的なモニターというものがなくなってくるかもしれません。
構造まで理解するのは大変かも知れないので興味があったら覚えてくださいw
なんとなく1920✖︎1080っていうのは解像度なんだなぁとか赤・緑・青で色を表現してるんだなぁくらいで問題ないと思います。
ではでは